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私は他の人に告白した。

この思いを消したかった。苦しくて泣き出したくなりそうなこの思い誰かで上書きして欲しくて告白した。その子とは仲が良く、同性愛者では無いけどおkされた。良かった。これで上書きできるという安心感とまだどこか抜けきっていない失恋の苦しみの両方が重なり合わさった。



今は春休みで次が中3だった。

けど私の想いは変わらなかった、その後で上書きしようとしてもあとから来る罪悪感、後悔、辛さ、苦しみが出てきて吐きそうになった。あぁだから嫌だったんだ。自分で勝手に失恋しといて、勝手に好きでもない女子に告って上書きして。一体自分が何がしたいんだろう、と思い1人ベッドで嘆く。

「死にたい。」


なんでこんな思い持ってしまったのだろうか。こんなの何もかも全部消えちゃえばいいのに。この気持ちも、この思いも、恋も、失恋も、この上書きも、何もかも消えちゃえばいい。

そんなこと思ってたって神様は何もしてくれない。私は仮面をずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと被らなきゃいけない。そう思うと一瞬で気持ち悪くなり、嘔吐した。

「…妄想に逃げよ。」

こうやってまた逃げる。妄想しようとしても、ずっと``中にいる自分′′が邪魔してくる。


お前なんか消えちゃえばいい。この役立たず。恥知らず。負け犬。誰にも必要とされてないゴミ人間が。なんでまだのうのうと生きてんだよ。このゴミクズが。お前は人間の恥だよ。

やめて。やめてよ。邪魔してこないでよ。やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて。


「やめて!!!!!!!!」

ハッとした。体をあげるともう朝だった。そのまま寝ていたのか。とんでもない悪夢だったなと思い、そのままリビングに行った。家族は仕事やバイトに行ってた。

「私一人か。」

と思い昼ごはんを食べる。


この世界は理不尽だ。




またね。

私はまた仮面を被る。

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要はセフレってわけか

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