ポオ乱です!
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「ポオ君…ッ…?」
「何であるか?」
「怒ってる…?」
「別に怒ってない」
せっかく夏祭りに来たのに…ッ…
何で…ッ…怒ってるんだろ…?
せっかく浴衣来たのにな…っ
「ポオ君ッ、浴衣…似合ってる…?」
「いいんじゃないであるか?」
「…そう」
反応薄すぎ、…ッ…泣
そんなに似合ってない…?
与謝野さんにレクチャーしてもらったのに…ッ……ぅ…
「ポオ君ッ…りんご飴食べたいな」
「買ってきたらいいのである」
「うっうん…買ってくるね…」
人混みの中をかけてゆく…
何で…ッ…もう…やだッ…
「りんご飴下さい…」
「いらっしゃい」
「…どうかしました?元気ないじゃ
ないですか」
「別に……ッ…」
「頑張って下さいね」
「はい、一個おまけ」
「ありがとうございます……」
浮かない気持ちだ…
もう…やだ…ッ…帰りたい…ッ…
電話をかける。
「もしもし…?どこにいるの?」
なるべく、明るめにいう…
「チョコバナナの前」
「あ…ッ…うん」
急いで走る…
「ポオ君…ッ…」
「何であるか?」
「りんご飴。あげる」
「ごめん。今は食べたくないである」
「そ、」
…ッ…何で…僕の気持ち…気づいてくれないのかな…ッ…好き…なのにな…ッ…
ポオ君は僕のこと好きじゃないのかな…
もう…諦めようかな…ッ…
「トイレに行ってくるである」
「あ、いってらっしゃい」
泣きそうになる…
「ぅ…ふぐッ……」
「ああ”やばい…泣いちゃった…」
「ねぇ…君可愛いね」
「…え?」
涙が引っ込んだ…
「何で泣いてんの?」
「え…?えッ…?」
助けて…絶対ナンパだ……
「いいところに連れて行ってやるよ」
「…!?やだッ……」
グイグイ引っ張られる…
「助けてッ!」
続く…
コメント
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ありがとうございます