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大きな音がする
救急車?それともパトカー?
あれなんか血が…
ここで意識が途切れ気がつくと病院だった
「𓏸𓏸さん!きがついたんですね!」
なんの事?
私は不思議で仕方なかった
「今親御さんを呼びますから!」
そう言って医者は急いで病室を出た
何が起きて病院にいるのか理解が間に合わない
𓏸𓏸は起き上がろうとするが
腕は捻挫しているらしく起き上がる事が
出来なかった
なんでこんなことに?
数分後両親が到着した
「𓏸𓏸!」
「心配したんだぞ!」
私は頭の整理が追いつかない
そして言ってしまった
『あなたは誰ですか?』
父親らしい人は膝から崩れ落ちた
「あなたは事故にあったのよ!」
お母さんらしき人が叫んだ
「ごめんなさい分かりません 」
母親らしい人は顔を手で覆って泣いた
何やら言ってはいけなかったらしい
「本人が目覚めましたので怪我の説明をさせて頂きます」
そう医者は言った
やっと理解した
私はニュースになるような事故にあったらしい。その事故で私は左足を失い腕を捻挫したらしい。
医者は言った
「こんな状態で意識が戻ったのは奇跡に近いですよ」と
数ヶ月入院をして
家に帰った
そこから数日生活をして
不便さを思いながら慣らしていった
今日から学校に行くらしい
私は高校1年生で事故にあったのは一学期
授業に置いていかれてしまってはいるが
慣らすためにも行ってこいと父親が言った
校門で先生らしき人が立っている
「𓏸𓏸さんまた今日からよろしくね?」
母は先生と話しがあるので
先生が連れていた副担任と教室に向かった
副担任の先生はホームルームを始めた
私は途中で入ってくるように指示されていたため指示に従いあとから入った
副担任は言った
「𓏸𓏸さんを覚えていますか?今日からまた一緒に過ごしていきましょう! 」
教室がざわついた
私は改めて自己紹介をしてみた
「𓏸𓏸です。事故にあって記憶喪失になっています左足は腐って取れたそうです
仲良くして頂けると幸いです 」
何人か拍手したが
半分が冷ややかな目でこちらを見ていた
「𓏸𓏸さんの席は△△さんの隣です」
義足を履いている私に視線が刺さって
怪我したところよりも痛かった
「𓏸𓏸ちゃん!私△△だよまたよろしくね 」
私はどう返事したらいいか分からなかった
何となく頷いてみた
「今から体育だけど𓏸𓏸ちゃん見学だよね」
「うん、義足になれたらすると思うよ」
「よかった!部活にも来れるね!」
体育中先生に事情を説明し
嬉しいことに承諾してくれた
しかし何人かの視線が気になる
私はこれからどうなるのでしょうか