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初コメ失礼します! メカニックさんのお話めちゃくちゃ良かったです…😭😭😭😭😭😭 こんな神作品をこの読み生み出してくださってありがとうございます……
物語めちゃめちゃ良きでした! めちゃつAの沼深すぎますよね、、、わかります、、! なんか勝手に共感してごめんなさい(_ _;) 物語最高でした夜分に失礼しました
今回は夢主います
まためちゃつえーの中の1人
💡です
物語の中ではお名前伏せません
夢主「」
伊波『』
すでに付き合い済みです
夢主視点
よし、死のう
突然、思いついた
私は、この現状に嫌気がさした
私は社会人として、自分の会社に骨を埋めるレベルで仕事していた
それが社会人だと思ったから、私は働いた
それが普通だと思ったから
でもここ最近は部下のミスで怒られて、上司に沢山振り回されて、給料が下がった
前まではただただ骨を埋めるだけのこの生活に、何も感じていなかった
何故なら私のそばには彼氏であるライがいたから
支えてくれたから
普段の私なら、きっとまた何事もなかったかのように会社に行けたと思う
でも、今回は違った
支えである伊波はここ数日間、メカニックの仕事で忙しいらしく話せていない
おまけについ先日、KOZAKA-Cによって会社のデータの5割が飛ばされてしまって、その全責任をなぜか外回り中だった私が背負うことになった
ストッパーである伊波がいない、増える仕事
それにより私はどんどん体を壊した
目の下にはクマがあるし、体は1、2キロほど痩せた
ご飯はカロリーメイトやらゼリー飲料やらで済ませてるから多分栄養面もほぼ全滅
会社ではなすりつけられたミスとそれでついたレッテルを貼られゴミ扱い
苦しい、辛い、怒り、そんなことより私の中は
“虚無”
だった
生きる、いや、生きたいと思えるだけの価値がない、そう思った
会社に骨を埋めたら、私の手元から健康や信頼やお金が離れていった
…私のほとんどが私から離れてしまった
今、ベランダにいる私の手元に残ったのは一本の煙草とエナドリだけ
それ以外にはなんもない
ただの一人ぼっちの悲しい女
「まぁ、でもせめて死ぬ前に海は見たいよなぁ」
現在時刻は、深夜0時
ライはきっと自室で寝ているか、オンラインで仕事をしている
ライは、私の支えだが私の会社での現状を何も知らない、教えてない
でもそれでいい、今の彼には
余計な心配はかけたくない
「…海かぁ」
こんな時間に1人で海に行っても何も見えないだろうし、何もいないだろうし
それに、寒いだろうな
でも、楽しそうだな
そう思って私はコートとマフラーをつけてスマホと財布を片手に家を出た
歩くこと10分ほど
途中でコンビニで買った温かい紅茶を片手に階段を降りた
「さむ…」
風がひゅーと私の頬をなでながら、髪をくしゃくしゃにしながら通り過ぎていく
風に振り回される髪を抑えて、パッと海を見ると
満月が少し沈みかけていた
海の中は見えなくても月は見えた
「綺麗だな」
やっぱ、来てよかった
でもやっぱり寒いな
「…もう、死ぬか」
「割と、頑張ったでしょ、多分」
世界中の皆さんごめんなさい
先に逃げ出して
周りにすべてを押し付けて来てごめんなさい
「ごめんなさい」
ポツリとそうこぼして
私は靴を脱いで砂浜に置いた
コートとマフラーも脱いでその上にスマホと財布を置いて
バシャリと水の中に足をつけた
「冷たい」
パシャリパシャリという音と共に長ズボンが濡れていく
すごく不快だけど今はどうでもよかった
今ならあの月に追いつける気がして
足を進めた
パシャリパシャリと歩いて、膝より少し上まで水が来た
「…月はまだ遠いな」
そう独り言をもらすと
バシャリバシャリバシャリバシャリ
と、後ろから何かが走って来ているような音がした
振り返る前にグイっと急に腕を引かれて、後ろを見ると
『な、にしてんの?』
「ラ…ィ?」
先ほどまで自室にこもっていたはずの彼が何故かいた
ひゅおぉぉ〜と2人の間を風が通り抜けていく
『とりあえず、砂浜戻ろ』
砂浜戻ろ、それはつまり
地獄に帰ろうみたいなものだ
「やだ」
『…どうしたの?何かあった?』
「いやだ、行きたくない」
「…生きたくない」
『…。』
そのままズルッと座り込み
チャプンと、腰まで水に浸かった
『ちょ、風邪ひくよ、?』
風邪ひくよ、なんていいながらライも私と目線を合わせるようにチャプンと座った
『何があったか、話せる?』
「…。」
パクパクとしか、口を動かせず
どうしようかなと思っていると
『…ごめんね、最近話せてなくて』
「…え、?」
『ほら、俺最近仕事めちゃ忙しくて〇〇と話せてなかったでしょ?』
『ごめん』
「ちが、らい、なんも悪くない」
ポチャンポチャンと海に私の涙が落ちていく
「わた、わたしがわるいの、」
『〇〇は、何も悪くないでしょ』
「か、会社で、いじ、められてるの耐えられなかったから、にげた、の」
「だめなことなのに」
「いきたくないって思っちゃったの」
『…いじめ?』
「ぁ…」
つい、泣いた勢いで行ってしまった
その瞬間、一瞬ライが起こったような顔になった
「ごめ、なさ」
『え?あ、いや、〇〇は何も悪くないよ』
『嫌なことは俺がなんとかするから、一回お家帰ろう?』
お家、地獄じゃない
「…かえ…る」
『よし、じゃあ俺の首に手回して?』
「うん」
『よいしょ』
ザバンッ
そういって持ち上げられた
所謂お姫様抱っこ
「らい?」
『このまま家まで運ぶから』
『俺のオトモが〇〇の荷物持ってくね』
「うん」
そして、私は家に帰って風呂に入って着替えた
ライは風呂
私は今ソファで座ってる
帰って来ちゃったなぁ、なんて言ったらライは悲しむかな
そう思いながら煙草を取り出して、火をつけようとすると煙草を待っていた手を上から抑えられ、ライにバックハグされた
「…ライ…?」
『〇〇』
「なに…?」
『煙草、吸おうとしたでしょ』
「したね」
『健康に悪いよ』
『〇〇、俺と話してない間に痩せた?』
「痩せたね」
『そっか』
「ねぇ、ライ」
『ん?』
「明日、会社休んでもいい?」
『もちろん』
「…ライは?」
『え?』
「ライは休んでくれないの?」
そう聞くとライは少し唸り声を上げた
「ごめん、やっぱ忙しいよね」
『いや、いいよ』
「いいの…?」
『うん』
『なにする?』
「じゃあ、海に行きたい」
『行こっか』
次の日、2人で海に行ったあとライが1人で証拠を集め
会社を潰しにかかったのは
また違うお話
あとがき
楽しんでいただけましたか?
ほんと、めちゃつえーの沼深すぎるンゴ
オリエンスも書きたいんだけど
キャラむずいっす
特に、ネットミームとハイボールの方が…
それでは、対あり
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