※ホープくん目線です。そして、少しピンク要素ありますので苦手な方はお控え下さい。
「…んふふっ」
「……これ、楽しいか?」
「ふふっ、うん!楽しい〜」
一週間に一回、しなきゃいけない事の一つ。赤い毛糸に、自分の血をちょっと混ぜたものをナムジュナの小指に結んでから、僕の小指に結んでもらう。僕が結んだナムジュナの小指は綺麗なリボンなのに、ナムジュナが結んだ僕の小指はリボンが反対。でも、それも愛おしい。ぎゅっと抱きつけば、ナムジュナの匂いで肺がいっぱいになる感覚。
「……ジュナ、愛してるよ」
「…俺も、愛してるよ」
大好きなんて、そんな言葉じゃ足りない。それこそ、赤い糸で結ばれてるんだから。僕たちが付き合ってるのは運命なんだもん。
「……ナムジュナと一つになれたら良いのに。溶けて、混ざって、一生離れることが出来なくなれば良いのに」
「………俺は嫌だな」
「何で?ジュナは僕の事嫌いなの?一緒にいたくないって事?」
「違うよ。……お前が好きなのに、混ざってどっちか分からなくなるのは辛いだろ」
……ナムジュナと、僕の考えは違う。でも、違うからこそ綺麗で、もっと好きになる。僕、こんなに愛する人から愛を貰ってるんだ…なんて幸せなんだろう。そう思うと同時に、更に離れるのが怖くなって、どんどんナムジュナしか見えなくなっていく。…でも、それが良いんだよなぁ…ゾクゾクする。
「ジュナ?だーいすき!」
「…今日はやけに甘えてくるな?…可愛いけど、あんまり他所でやるなよ」
「?、僕がこうなるのはジュナの前だけだよ」
好きでたまらなくて、喉がジリジリする。僕の全部をあげるからナムジュナの全部が欲しい。……駄目だ、我慢ならない。
「ナムジュナ、欲しい」
「……明日撮影だぞ?」
「駄目、無理、待てない。早く」
「……後からの文句は受け付けないからな」
「ふふっ、僕が今まで文句言った事ある?」
「山ほどあるだろ」
「もう!嘘ばっかり!」
口はふざけているも、僕の後頭部を支える手も、お腹を押す手も優しくて暖かくて、それがより愛おしくて勝手にお腹が疼く。男なんだからもっと乱暴にしたって良いのに。
「…っん……はぁ、ん………」
「……まだ触ってるだけだぞ?」
「んぅ……だって、ジュナに触られてるから……嬉しいんだもん……っ」
「……っ、お前は本当、煽るのが上手いな」
服の上から感じていた温もりが、直接僕の肌に触れ、どんどん広がっていく。僕はこれから、ナムジュナに溶かされるんだ……好き。好きで好きで好きすぎてたまんない。
「ぁは…っ♡ナムジュナァ、もっと……っ」
「ホバ…あんまり煽るな。抑えられなくなる」
「ね、抑えないで?全部、僕にぶつけて。僕の中、ナムジュナで満たしてよ……♡」
熱くて、全身が焦げそう。熱で目がチカチカするし、ちょっと苦しい。…でも、ナムジュナ、凄く格好良い…こんな格好良いナムジュナが見れるなら、この程度の苦しさなんて大歓迎だ。ねぇ?そのまま、僕だけを見てて。何処にも、誰にもその視線を向けちゃ駄目だよ?だって、僕だけのナムジュナなんだから……
コメント
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愛重めなホソクさん可愛い😍 なんかもう全部が最高です!!💕 ナムさんもホソクさんも最高💖 結論、クサズ最高💖💖💖 次回も楽しみにしております!!✨ ご自分のペースで頑張ってください!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ