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【もう何もありゃしない】
うり「んんぅ〜…やっとだぁ!!」
そう言って俺は背中を伸ばす
医師「無事に退院なさってよかったです」
看護師「もう怪我で戻ってこないでくださいねwww」
うり「ん〜。保証はしませんが気を付けたいです」
医師「気を付けたい…より気を付けてくださいよ…」
うり「はぁ〜い」
看護師「大丈夫かな〜」
医師「まぁ…生きていれば何でもいいんですよ」
看護師「医師がそんなこと言って大丈夫ですか?!」
うり「駄目だと思いますぜ」
医師「w…うりくんも勉強頑張ってね」
うり「…(‘・ω・`)…」
看護師「頑張れ〜」
〈うり〜〜〜!!
うり「あ、じゃあ俺行きます」
温かく見送られ病院を後にした。
久し振りの登校。楽しみだなぁ!
うり「皆驚くかな?…」
何時の間にか俺の足取りは軽く、アスファルトを力強く蹴っていた。
暇すぎて死ぬかと思ったし、勉強とかどうでもいいわw
ガララッ
うり「皆〜!おはよぉ!!」
ドアを力強く開けて叫んだ。
どぬく「うり!!」
じゃぱぱ「お〜退院でとおめ〜」
たっつん「日本語話せ〜。うり良かったな!」
うり「うん!やっと皆と遊べるのか〜!」
どぬく「また怪我したらダメだよ」
うり「もうそれは本当に勘弁…」
じゃぱぱ「でしょうね」
ガララッ
るな「おはよ〜ございまsって!うりさんじゃないですかぁ!!」
うり「お〜るな!心配掛けてごめんな」
えと「大丈夫誰も心配してないから」
るなの後ろから顔を出して言った。
うり「サイテー…」
たっつん「でも、うりって死ななそうだよな」
るな「てか、どうしてたっつんさんとじゃぱぱさんいるんですか?!」
じゃぱぱ「うりが来るから待ってたの!!」
うり「じゃぱぱにしては優しいやんw」
じゃぱぱ「酷い…」
るな「うりさんが戻ってきて良かったです…からぴちとして物足りなかったので」
うり「そっ、か…」
俺ではからぴちとして満たされないと思う。
足りないよ?
気付かない?
わからない?
たっつん「どうしたんや。浮かない顔して」
うり「そう?あ、そういえばさぁ!!」
〈じゃっぴが鼻から麦茶吹き出してたじゃん?
〈その話はやめでぇ”!!
〈私写真に収めてしまいましたwww
〈るな見して!!ってか送って!ロック画面にするわ
〈黒歴史増えたね〜
《ワイワイ、ガヤガヤ
教室から活気のある虹色の声が聞こえる。
懐かしさと寂しさを運んできて…惨めで…悲しいような…
もふ「図書室行こ…」
上靴の音と鼓動の音しか聞こえない廊下を立ち去った。
in図書室
ここに毎日通っていた日々が懐かしい。
カラフル🍑に入ってからはあまり来なかったから。
もふ「また、お世話になるな…」
俺にとって図書室は、心の隅にずっと、ずっと置いていたい場所だ。
休息の場であり、
自分だけの世界に浸り、
のような…そんな場所。
…うりが来てしまった。
嫌いとかではなく、合わせる顔がないだけ。
一人なのに変わりはない。別に悲しくなんか、無い。
『カラフル🍑』という団体から一色、たったの一色消えて透明になるだけ。
俺も、誰も悲しくない。気付かない。
でも、どうか…どうか許してもらいたい。
だから逃げられない。
これじゃただのクズ人間だw……
そして俺はまた自分だけの世界に浸る。
他の物、人、景色が見えないくらいに。
あ〜。なんでだろ。
俺もふくんに避けられてるんですけど。
まだ引きずってんのかな。
誰も恨んでないでしょうよ。
うり「嫌われたかな〜( ;∀;)」
重い足を引きずって曲がり角を曲がった。
もふ「あ」
引き攣った顔が目に飛び込んだ。
うり「おはよう。いや、こんにちはかな。もふくん…」
もふ「う、ん…」
うり「どうしたの?顔上げてよ。」
もふ「ごめん。お、俺…可笑しいみたい…」
そうやけに震えた声で言うと何処かに行ってしまった。
モブ「…うり?」
うり「ん?」
モブ「もふどうした?」
うり「わからん。まだ心の整理ができてない…のかな」
モブ「それってどういう…」
うり「教室戻ろうぜ…」
モブ「お、おぅ。」
モブ(喧嘩か?ま、大丈夫だよな…)
どうかいつもの日常が戻ってきますように。
てと「宿題終わんねえよ!」
てと「連載の放置とは怖いものですね。」
てと「自分で何書いたか…覚えてないんですよね」
てと「それでは宿題するなり」
(作文の論説に追われてるのでガンバリマース)