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「鬼の形相で仁王立ち」してるの自然と頭に浮かんできて笑いました(( 遊郭...僕なら怖くて行けない.....!
駄作の予感がわっくわく()
注意書きは、あらすじ、プロローグを見てください
1個前から見てぇぇぇぇぇ!!!!
1_君見て
水side
「ふんふんふーん」
買い物に来ていたある日。
「ほとけー!そっちやないでー!」
「え?!」
「…でもこっちいい匂いするから…」
「おい」
「ただでさえ遅くなったんにこれ以上遅なったらまろにどやされるで」
「はーい…」
「…ん?」
「…ッ!」
張見世でとある遊女を見つけた。
水「はあぁぁ…✨」
その子は僕に気づくと手を振り、
笑顔でこちらを見ていた。
その気品のある微笑みはどこか儚げで、可愛いらしい雰囲気だが、
どこか綺麗な雰囲気がたゆたっている
水「あにき!あにき!」
「なんや?」
「むっちゃ綺麗な子見つけた!!」
運命だと思った。
黒side
「…で、遅れたと」
「申し訳ありませんでした」
今、俺の目の前には鬼の形相で仁王立ちしてるまろと、これほどまでにないほど綺麗に土下座してるほとけ。
「どうにかなったからまだしも、ならんかったらどうするつもりやったん?」
「言い返す言葉もありません」
今日はとあるお祭りの翌日。
結構なお偉いさんもきているということで足りないものを買い足しに行っていたが、
ほとけが道草を食いすぎて此様。
「今に始まったことでも無いし怒っても直らんからなんも言わんけど」
「いや言ってくれ」
「え?」
「あ?なんか文句あるんか?」
「やだなぁ僕がそんなにしょっちゅう遅れてるように言わないでよ〜」
「いやほんまやから」
「ごめんけどこれは俺も庇えん」
「あれ」
「あ!ねぇねぇ!」
「ん?」
「どしたん」
「遊郭行かない?」
「遊郭?」
「急にどしたんや?」
「昨日買い物してる時に見つけたんだけどすっごい可愛い子がいてさ〜!」
「それで付き合えと?」
「そう!」
「…まぁ店が暇な時な」
「明日暇!!!!!!!!!!!!なんにもないよ!!!」
「なんでそんな行きたがるん?」
「会いたい子がいるから!」
ほとけがここまで言うのは珍しい。
俺はまろと顔を見合わせ、
「仕方ねぇな〜」
「やったー!!」
とまぁこんな経緯で俺たちは遊郭に行くことになった。
白side
「ないちゃん!りうちゃん!」
さっき気に入った子を見つけたことで声が大きく、
すこぶるご機嫌な声で友だちの名を呼ぶ。
「どしたのー?あとここでそんな大声出すな〜?」
「すまそ」
「で?どうしたの?」
「むっちゃ可愛ええ子見つけた!」
思ったことを率直に話す。
「へー」
「そんなことか…」
案の定興味なし。
うん、ちょっとは興味持てよ((
「そんなことってなんやねん!」
「むっちゃ気に入ったの!!!あ〜…はよ来てくれんかな〜!」
「ちょっと浮かれすぎじゃない?w」
「ええのー!!」
「…今度は大丈夫そう?」
ないちゃんは僕が気に入った子ができるとこうやっていちいち聞いてくる。
「大丈夫やって、うっさいな…」
「うるさいって…」
「俺は初兎ちゃんを心配して、!」
「それがうるさいって言っとうねん わからん?」
僕が何をしようと誰を想うおうと僕の自由。
もちろん妓女の範疇から外れてない程度。
「……これ持ち込むのはあれだけどさ、」
「初兎ちゃんそれで何回騙された?」
「ないくんっ!」
「いいから」
「……」
「初兎ちゃんは恋するなとかそんなんじゃないの俺たちは初兎ちゃんが心配なんだよ」
「……わかっとるよ、」
「大丈夫やって今度は信じて」
そう言って、部屋を出た。