あなたは今活躍できていますか_?
“ ごめん、アイドルとして専念したい。 “
そうやって私を振って
あなたの後ろ姿を見て、私は泣いた。
” 今回はTREASUREでーす!! “
○○│新しい韓国アイドルかな…?
適当にテレビをつけてみた。
音楽番組だった。
そこにはたくさんの男性の方がいて、
とてもかっこいい衣装や髪型。
すごいなー。
あなたは今もこんな感じなのかな…?笑
なんて思っていたら。
” Find Your TREASURE “
と言い挨拶をした。
○○│TREASURE…?
宝石。
彼から貰った指輪を見た。
それは宝石の指輪。
別れても捨てられない癖があるから。笑
そう思い。音楽番組を見た。
1人1人とても顔が整っていて
びっくりした。
○○│…ん、ましくん、?
見間違えなの…?
いや、ましくんだ。
髪の毛染めてちゃってるけど、
顔立ちや少しくせっ毛な彼だ。
そこには私が今でも好きな彼がいた。
○○│ましくん…、泣
私は安心と嬉しさが同時に出てきて、
号泣した。
私はすぐにりんに連絡した。
○○ < りん、ましくんが。
りん < やっと気づいた!?
○○ < え?知ってたの…?
りん < おん、笑
りん < 言ったら号泣しそうで、笑
図星だった。
今でも泣いてるのに、笑
りん < まぁ、言う予定だったんだけど、笑
○○ < え…?
りん < ほら、3月ライブ行くよ!!
○○ < え、ちょ…!! 既読
急なライブの誘いがあって、びっくりした。
もう一度ましくんに会える…?
嬉しいけど、不安で、
○○│気づくかな…、?
○○│いや、でも、アイドルだし、。
そんなこと言っていたら
りんからメッセージが来た。
りん < ライブ3/25ね!!
○○ < ん、おけ。 既読
3/25…。
忘れもしない。彼の誕生日…。
ましくんと付き合っていた頃。
○○│誕生日おめでとうー!
ましほ│ありがと、笑
彼の笑顔は今でも忘れられない。
彼に渡した誕生日プレゼント。
四つ葉のクローバーのネックレス。
彼は喜んですぐにつけて。
あー、幸せだったな。
もう3年も会ってなかったら
さすがに忘れてるよね、笑
期待しないでおこう…。
私はそう思い。いつも通りの生活を過ごした
日にちは過ぎていき、3月25日。
ライブ当日。
期待しないとか言いながら、メイクもちゃんとして、
服も自分なりにお洒落にしちゃって。
○○│私何やってんだろ、笑
私はそう思いりんと待ち合わせの場所に行く
りん│ごめん…!おくれた〜!
○○│んー、じゃ、なんか奢れよォ〜?笑
そう言ってたわいもない話をして
会場に向かう。
会場はとても大きくて、
全体を見渡せばファンの方がいっぱい。
りん│不安…?笑
りんが私に聞いてきた。
○○│ちょ、ちょっとだけね、笑
私がそう言うと、りんは
りん│これ、笑
りん│感謝しろよー?笑
そう言って私にましくんのうちわとペンライトを渡した。
○○│ましくん…。
りん│大丈夫だって、絶対気づいてくれる
そう言ってりんは私を励ます。
良い友達を持ったよ私。
○○│りん、いつもありがとう。
りん│なに急に、笑
りん│ほら、始まるよ、?笑
そう言って音楽が始まる。
後半から音楽が爆音でなりファンの方達が立ち上がる。
○○│す、すごい。
ここまで活躍したんだ。
ましくん元気かな…。
そう思っていると、TREASURE が下から上がってきて、
急にLIVEが始まった。
ファンの方達の掛け声と叫び声が沢山で
なれなかったけど、、
私の目の先には私の好きなましくんがいて。
付き合っていた頃よりも少しだけ窶れてたな。
心配だな。
そう思っていたら、近くにましくんがきた。
○○│ましくん…!!
私がそう言うと、驚いた顔で私の顔を数秒見たんだよ。
そして、彼はまた踊り出し、他のファンにファンサービスをしだした。
やっぱり、笑
覚えてないよね、笑
期待した私が少し馬鹿に思えてきた。
そんなこと思いながら、ライブを楽しんだ。
ライブの合間合間ちょこちょこましくんに見られていたけど、
勘違いだ、とか言い聞かせて、
もう最終へと突入していた。
メンバー1人1人がメッセージを言っていく、
そして、次はましくんの出番。
“はぁい、ましほです、笑”
“知ってるか、笑”
彼は少し悲しげな顔で笑った。
“こうやって公演を通して、メンバー達やファンの方達にとても感謝してます。”
“ スタッフの方やプロデューサーの方達本当にありがとうございます。”
“ 最後の公演で、こうやって、素敵な歓声を届けてくれたとぅめ”
“そして、こうやって音楽を最後まで歌い上げたメンバー達”
“愛してます”
“ 大変な事とかもあったけど、今俺すっごい幸せです”
“ この四つ葉のクローバーのネックレス “
“見えるかな?笑”
そうやって見せたのは私があげた
四つ葉のクローバーのネックレス
まだ大事につけてくれてたんだ、。
私はそう思い大号泣した。
“ 俺の幸せを作ってくれたひとつのものです “
” 今日は来てくれてありがとうな。とぅめ “
そう言ってましくんは泣いた。
” 体調には、気をつけてください “
” ありがとうございました “
そう言って彼は深くお辞儀をした。
ましくんが泣いて、私も泣いた。
お互い涙目でまた目が合う。
そして、ましくんが口パクで、
「 愛してんで、ありがとう 。」
と、言ってきた。
ましくん、こんな私を愛してくれてありがとう。
アイドルとして、沢山活躍してください。
end ~ …。
コメント
1件
泣いてしもうたやん、