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「太宰ッ…!?」
虐待されてる…ッ…?
これってやばいよな…ッ…?
「中也…ッ…たすけッ…」
「助けを求めるな」
太宰の腹を蹴った。
俺の心の中で何かが切れた。
「…お前ら。いい加減にしろよ」
「とっとと死ね」
思いっきり蹴り上げた。
許せない…ッ!探偵社を……!
でかい音がしたので仲間がやってきた。
やばい…人数多い…ッ。
10人ぐらいいたな。。
「ケホケホッ…かはッ…、」
10対1は勝てない。
「中也…ッ!」
「来るなッ…!太宰ッ!」
太宰…前より包帯。増えてる。
どれだけ暴力振られたんだよ。
さらに許せない。でも数の暴力には
勝てない。どうすれば…
「おらッ!」
「おぇ”ッ……」
意識が飛ぶ。やべ。モロにくらった…
し…ぬ…かも…
「中也ッ!!!死ぬなッ!」
太宰の声が聞こえる…ほんの少し…
でも…好きな人を守れたからいいんじゃ
ないか……?後悔はない…
ゆっくりと目を閉じる…
「ッー。え…?」
気づけばポートマフィアがいた。
「ボスッ…?」
「お待たせしたね中也君」
「ボロボロじゃないか」
「ここからは私たちがやるよ」
黒蜥蜴…芥川…樋口…
みんな手伝ってくれた…
そうか…思い出した。俺には
仲間がいたんだった…
「中也さんッ!太宰さんをッ!
お願いしますッ!」
「…!おうッ!」
「太宰ッ!いこう」
「中也…ありがとう…」
「礼は後だ」
太宰をおんぶして走る。
好きだ…よ…俺…お前が…
「好きだ」
しまった…心の声が…
「ん?何?」
「え、何でも…ッ」
バレなかった〜!あぶね…
でも。ちょっと残念だったのは
何でだろうか…
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「ただいま中也」
笑顔で戻ってきた太宰を見たら
自分も笑顔になる。
「おかえり太宰」
にこっと笑い返した。
こんどは仲間じゃなく、相棒でもなく、
たった一人の男として太宰が好きだ。
「…ッ…中也ッ…」
「ん?」
「好き」
「…ッ…!?ばっかじゃないの!?」
「え、真面目だけど」
「ッ〜!おまえッ!」
「え?中也は私のこと好きじゃ
ないの?」
「…ッ…好き」
「…!なら恋人になろ?」
「……ああッ……」
頬が真っ赤になる。
手を取って二人は歩き出した。
すると、いきなり太宰が抱きついてきた
。
「ふぁッ!?太宰ッ…、?」
「好きだからずっと」
「……うん!」