麗の笑顔。
これが答なんだなってすごく思える。私はあの人らの前でこんな笑顔になってたってぜんぜん覚えてない。赤ちゃんの時まではもちろん覚えてないけど、一番小さかった時ので覚えてるのが、父親に殴られてガーンて吹っ飛んだ時のなんだよ。たぶん、三歳になってない頃じゃないかな。
普通は二歳くらいの時のことなんて覚えてないはずだから、それを覚えてるってよっぽどだと思う。だから私は父親も大嫌いだ。叔母さんが父親の役目してくれてるけど、私の父親みたいなこと、ぜんぜんしなくても上手くやれてるよ。だからあいつがどれだけダメだったかすごく分かるんだ。
自分が絶対に負けない相手にイキがるだけの奴だったってさ。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!