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ここは昆虫の国、「インセクトランド」!たくさんの虫たちが住んでいますよ!あれ?マキシームがたくさんの葉っぱを重ねるなんてどうしたのかしらね?
ハキリアリのマキシーム「これでずっと気になってた、あの葉っぱを、取る事が出来るのであり・・・あれ?あれれ?あれ〜!」
でも葉っぱが揺れ始め、マキシームはオレンジと黄色と緑がグラデーションカラーの葉っぱを取ろうとしますが、途中で葉っぱが多いせいで崩れてマキシームは葉っぱの上の枕になってしまいました。
マキシーム「ませんでした・・・。うーん、観察してみたい!」
すると、ナナホシテントウのミアが慌てて飛んでいるのが見えました。
マキシーム「ミア?」
なんとミアは、マキシームが気になっていたあの葉っぱを取りに行ったんです。マキシームはとても嬉しそうです!
ナナホシテントウのミア「ヨイショヨイショ」
ミアは、オレンジと黄色と緑のカラフルな葉っぱを一個取り、地面に降り立つと、マキシームに渡しました。
ミア「はい!」
マキシーム「ありがとうであります!」
マキシームはとても嬉しそうにお礼を言いました。
巣穴のお家に帰ったマキシームは、虫メガネを使って、ミアが取って渡してくれた葉っぱを観察していますね。
マキシーム「ほおー!自分は幸せであります、優しい友達がいて。そうだ」
調べて書き書きしていたマキシームはとても良い事を思い出したようですね。
真っ赤なお花の上でマキシームはミアに葉っぱで作った何かを首にかけています!
マキシーム「どうぞ!」
ミア「これは?」
マキシーム「『アリがとうメダル』であります」
ミア「わあ!でもこの葉っぱはいいの?」
マキシーム「はい!自分、ミアの優しさがとーっても嬉しくて感動しました。だからその気持ちを込めたのであります!」
ミア「ありがとう!あ!」
マキシーム「どうしました?」
ミア「じゃあミアこれ、ラファエルにあげたい!」
マキシーム「え?」
ミアはクスクス笑いはじめました。
実はミアがクスクス笑っている理由は、昨日の夕方。
ミア「アーン、最近全然木の実が見つからないよ・・・!」
ミアは、木の実が見つからなくなって困っていたのです!すると。
声「ガッシャン、ガッシャン!」
ミアが声に振り向くと、オオクワガタのラファエルが岩をアゴで退かせていた声でした。
オオクワガタのラファエル「ガシャリンコ!」
ミアがびっくり!
岩が退かれた後には、木の実がたくさん!二個もある小さな種と細い種や五個もあるぷっくり太った種が合わせて九つもあるではありませんか!
ミア「すごい!」
ラファエル「一緒に集めようぜ!」
ミア「ラファエル、ありがとう^_^」
ラファエルは嬉しそうに照れ笑い。
以上がミアがラファエルにメダルをあげたい理由の話です。ミアはその思い出をマキシームに語りました。
ミア「ミアね、胸がぎゅーって苦しかったのに、パーってルンルンになったんだ!その時ね、ミアも困ったお友達がいたら、助けてあげたいって思ったの!」
マキシーム「そ、それは、素敵で勉強になりつつ感動であります」
マキシームとミアはラファエルの元を訪ね、ミアはマキシームの手作り『アリがとうメダル』をラファエルの首にかけました。
ミア「はい!」
ラファエル「わーい、メダルだ!」
ラファエルとても嬉しそう。
ミア「ラファエルの優しさ、とーっても嬉しかったよ!」
ラファエル「あ!」
ミア「どうしたの?」
ラファエル「じゃあおいら、エデンにあげたい!」
二人は驚きました。
ラファエルは嬉しそうに笑いながらある事を思い出しました。
ラファエルの笑っている理由は、切り株の中に、ラファエルは実を食べようとしていますね。
ラファエル「うまそう!」
喜んだラファエルは、実をガブリついてみたら、歯より固くなっているので食べることができません。ラファエルは半泣きです。
ラファエル「固くて食べられない・・・」
そこへモンシロチョウのエデンがクスクス笑ってやってきました。
ラファエル「エデン」
ラファエルはびっくり!
モンシロチョウのエデン「わたくしに任せて!」
エデンはラファエルを自分のお家に招いて、固い実の皮を切ると、美味しそうな中身が!パイの生地にブルーベリーを飾り付けています。
エデン「美味しくなーれ」
ラファエルはエデンの手作りを驚きながら見ています。
エデン「ヒラヒラヒラリーン!」
エデンがキノコの傘で出来た食事のふたを取ると、とても美味しそうなタルトが!
ラファエル「うわぁー!」
エデン「さあ、召し上がれ!」
ラファエル「いっただきまーす!」
ラファエルはタルトを一切れを食べてみますと。
ラファエル「うまい!」
エデンは嬉しそうに微笑みました。
以上がラファエルのエデンにあげたい理由のお話です。
ラファエル「その時おいらも、お友達に優しくなりたいなあって思った!」
ミアとマキシームはとても嬉しそうに笑い合いました。
オレンジのお花畑の中でラファエルは、エデンに『アリがとうメダル』を首にかけました。
ラファエル「あげる」
エデン「あら!それなら、わたくしも差し上げたい方がいますわ」
マキシーム「エデンも?」
エデン「ええ。すごく困っていたらその方が助けてくれて。わたくしも誰かの力になりたいなって」
ミア「ミアとラファエルと同じだ。ねえねえ、何があったの?」
エデン「ここのところ、ずっと暑い日が続いてるじゃない?」
エデンの助けてくれた理由は、雨と日を合わせる長傘を持って差している妖精の私とピンクの傘を差すエデンは仲良く話し合うと、風が吹いてきて、エデンの傘が大変な事に!
「エデンの傘が!私がお手伝いでエデンに渡した傘が台無しにされちゃったわ・・・」
私は困り果て、エデンも困り果てました。
エデン「わたくし、暑いのが苦手だから」
エデン「はー・・・」
「エデン・・・(つД`)ノ」
私が日傘をエデンに半分差してあげて慰めました。
すると、葉っぱの傘が。誰かいるのでしょうね。
エデン「その方が、これを!」
エデンは葉っぱの傘を今も使っています!エデンはその傘をみんなに見せました。
ミア、ラファエル「は!」
葉っぱの傘を持ち、エデンに渡してくれたのは・・・・・・葉っぱで出来た傘の持ち主はいつも葉っぱでキノコを育てたりしているのはもうお分かりですね?そう、ハキリアリのマキシームだったのです!
マキシーム「どうぞ、使ってくださいです!」
私はマキシームを見てエデンに微笑みました。
以上それがエデンがマキシームにアリがとうメダルを贈りたい理由の一つです!
エデン「そう。わたくしがアリがとうメダルを送りたいのは、マキシームさんですわ」
ミア「すごいすごい!マキシームの優しさが、マキシームに戻ってきたんだ!」
ラファエル「ありがとうが、ぐるぐる回ってる!」
エデン「マキシームさん、本当に嬉しかったわ、ありがとう!」
エデンはアリがとうメダルをマキシームに送りました。
マキシーム「じ、自分、また一つ猛烈に勉強になったであります!」
マキシームはとても嬉しそうにエデンにお礼を言いました。マキシームの手作りのアリがとうメダルがオレンジ色と黄緑色にキラキラ光っているように見えましたね。マキシーム良かったね^_^私も心の中で嬉しいなと思ったわ^_^
つづく
次回もお楽しみに^_^
マキシーム:ありがとうのきもちはつづくのでアリます!