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/ヴェル兄ぃぃぃぃ!!! 太宰さんに共感しすぎて泣いた…
ヴェルレェヌさん!!!!!!!!!!!!!!!(名前合ってる?)闇堕ち中也最高!ハッピーエンドになるのか、、ならなかったらハッピーエンドを妄想します
ストブリ要素大有り
それでもいい人レッツゴー!
中也があの時Nをコロしていたら
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わたしはそこにいる人影に話しかける。その瞬間、中也はわたしに一直線で
わたしはそれを顔面スレスレで避ける。切り傷ができてそこから血が流れる。酷く冷たいサファイアの瞳でわたしを見下ろす。
太「ねぇ中也、なんか喋ってよ…」
中「………………」
わたしが会話に入ろうとするも中也は無言を貫いている。太宰も会話が無理だと判断して繰り出される拳と蹴りを兎に角避け続けた。
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太「……ハァッ……ハァッ」
太(流石に疲れたな……)
中也の攻撃を避け続けて約30分。中也の息は全く上がっておらず、あと30分でも余裕だろう。わたしが疲れている所を狙って中也がわたしの腹にのしかかる。わたしはそれに耐えれず身体が仰向けに倒れた。中也がナイフを取り出す。中也がわたしの心臓部分にナイフを振りおろそうとした、その時……_______
……突然、中也の腕が何者かによって掴まれた
わたしはそれに反応ができなかった。いわばほんの数秒……否、数秒よりも早い速度で中也の身体がわたしから退いた。中也の服にはまだ誰かが中也の腕を掴んでいた。だけれど、可笑しい。中也が全く反抗をしないのだ。
その掴んでいた手がゆっくりと解けて、中也に話しかける。
?「中也、そう何時も見かけた人をコロすんじゃない。俺たちにはやることがあるだろうそれを優先しろ。」
中「……うん。ごめんなさい。」
中也の声。久しぶりに聞いた。何時もわたしに投げる言葉より何倍も優しい。そして、その人物と話している時は口調がいつもよりずっと幼い。そして、また中也は口を開いて……
太「……兄さん、?」
中也が兄と呼べる人物が居ただろうか。太宰は必死に頭を回転させる。あの頃の記憶を必死に辿る。そして……誰なのか、わかった。
太「……貴方が中也を可笑しくさせたのかい?ヴェルレエヌさん?」
ヴ「何時ぶりかな。久しいね。太宰くん」
太「……中也をどうしたのさ」
ヴ「……助け出した。研究所のモルモットから己の人生を取り戻した。否……”取り戻させた”……かな。」
太「……矢張り、コロすようにしたのは貴方か」
ヴ「そうとも。」
ヴェルレエヌは当たり前。と言わんばかりの表情を浮かべる。その後ろで中也がヴェルレエヌに問いた。
中「……ねぇ、兄さんあの人…兄さんの知ってる人?」
太「……は?中也、何言ってるの?わたしだよ?太宰治だ。」
わたしがそう言っても中也はわたしを初めて見るかのように見る。その視線がどの拳や蹴りよりも1番痛かった。そんなわたしを置いてヴェルレエヌさんは中也に云う。
ヴ「ああ、彼は俺の知り合いだ。太宰くんと言ってね。」
中「……そっか、殺るの?」
ヴ「殺らない。そう直ぐに殺ろうとするな 中也。」
……今、解った。中也は
太「……そっか(小声)」
わたしは向いてる方向を変えて歩いた。この事を報告するのもそうだし、なによりこの現実から目を背けたかったって言うのもある。少し、あの場所から離れたところでわたしは携帯電話を開いて番号にかける。
太「……やァ森さん」
森『中也くんに関する事はなにか見つかったかい?太宰くん』
太「……中也は、ヴェルレエヌと共に行動をしていました。そして路地裏で中也が殺ったとされる死体も見つけました。Nをコロすように指示を出したのも……ヴェルレエヌでした。」
森『……そうかい。太宰くん。今日はもう休みなさい。』
太「え、?でもまだわたし探偵社の仕事が……」
森『太宰くんが仕事の事を言うなんて珍しい事もあるんだねぇ』
太「……!」
森「……とにかく、もう休みなさい。また明日、すればいいんだからね」
太「……はい」
わたしは態と元気な声で答えた。こんなわたしを森さんに見られたくなかったから。森さんなら大体は気づいているんだろう。それでも敢えて言わないのだけは感謝したい。わたしの視界が歪む。潤んでいく。路地裏の地面に雫が堕ちた。堕ちては、地面に染み込んで行った。わたしはそれを拭って探偵社に帰った。
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中「……ねぇ兄さん」
俺は兄さんに問いかける。少し、疑問があったからだ。
ヴ「どうしたんだ?我が弟よ」
兄さんの返答が返ってきてから俺は言う。
中「…先刻の人……なんか見覚えがすごくあったんだ。兄さん……なにか知ってる?」
そう。先程の……太宰治。と言っただろうか。彼の容姿、声。何処か記憶にある。だけれど思い出せない。ずっと昔に、見た気がする。けど……
ヴ「……いや?俺は中也と太宰くんの事だけは知らないな。」
と、白々しい返答が返ってきた。でも俺は
中「……そっか」
……________そう返した。
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書くの楽しいですね ノベルハマりそうです