はーいやるぞー
今回はプセぇぇぇぇぇぇ
遥視点
みのり「ねぇねぇ皆!」
愛莉「どうしたの?」
続けられる他愛のない雑談。
楽しそうにキャッキャと喋る2人とは裏腹に、雫はスマホを触っている。
(大丈夫かな……)と心配しながらスマホを少しだけ覗き見させてもらうことにした。
ちらっ、と見ただけだった。
だけど、衝撃的すぎる言葉があった。
, ヒボウチュウショウ
「迷惑なコメント」だった。
, コメント
雫本人が、雫に対しての評価を見ていた。
私の腕が少し震えている。なぜだかは分からない。ただ、左隣と右隣の空気が違い過ぎた。
雫「…………ねぇ」
雫の発した声の重さに、急に周囲が凍りつく
みのり「………へ?し、ずくちゃん?」
素っ頓狂な声を出すみのりに、いや「私達」に、雫(彼女)はこう言った。
雫「 」
そう言って、雫は学校のフェンスの上に登る。
雫の言葉に驚き固まる私達は動けない
雫「みのりちゃん、遥ちゃん、愛莉ちゃん…」
「今までありがとう」
シズク
そうして、彼女は落ちていった
葬儀では、何も感じなかった
泣く人、喚く人
沢山居たけど
何かを感じる事は、出来なかった
あの時の雫の言葉……
命と引き換えにするには、「軽」すぎた
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