TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
紫色の B A R で  __  🥀 🍸

紫色の B A R で __ 🥀 🍸

「紫色の B A R で  __  🥀 🍸」のメインビジュアル

2

🍸 . 2

♥

502

2024年04月06日

シェアするシェアする
報告する



)  ピロン ッ


裏からスマホの通知の音が聞こえた   .

準備していた手をもう一度止めて

カウンターの後ろにある扉を通り

裏の机に置いてあるスマホを手に取った .


通知はとある連絡アプリからで   、

“ n 先輩 から1件の通知が来ています ”

と画面には表示されていた .


n 先輩は俺が勝手につけてる名前で

本当の名前は  なかむ .


まだバイト時代に働いていた B A R の

仲の良い先輩の1人だ .


『 もうすぐ着くよ   ! 』


文面だけでも脳内再生出来そうなほど

慣れ親しんだ先輩が   、

今日は俺の様子を見るついでに

B A R の手伝いをしに来てくれる .


正直金曜日は  、

飲んだくれの人が増える為  、

手伝いに来てくれるのはとても有難い ..    が 、


先輩にあ の 人きんときさんの様子を見せたら

心配をかけてしまう気がした .


その心配をしない為にも  、

今日は O P E N 前に満足させて  、

帰らせたのだ .


.. 正直あの人が約束を守るかは不安だが     ..

そこはもう  、  信じるしかない .. ,



「 ..  すまいる   、  来たよ ! 」


「 !  !   なかむ先輩   ..  ! 」


数分後に裏口から出てきたのは   、

良くしてもらった先輩のなかむ先輩   ..


「 ..  俺もいるけど ? 」


「 .. ?   !  !  ! 」

「 き  、  りやん    ..  せん  ⤴︎  ぱい  ⤵︎ ︎  ..   ? ! 」


と   、   バイト時代にめちゃめちゃ憧れていた

先輩のきりやん先輩が出てきた .


「 ぇ  、  なんか反応違うくない   ? 」

「 俺の亊なんてどうでもいいってこと .. ? ! 」


「 いや  、  そういう訳じゃ無いです .. 多分 . 」


「 た 、 多分 ? ! ! 」


「 じゃあ逆に俺の亊は好きってことで  ( ( 」


「 それはそれでないですね . 」


「 あれ ? 」




.. そんな茶番をしている間に

もう O P E N する時間が近づいていた .


「 ..  やば 、 」


「 __ 時 開くんだっけ ? 」


「 はい .. 、 」


「 おけ   、  俺コップとか洗うのやるから 、 」

「 接客達はきりやんとすまいるで ! 」


「 .. はい . 」


「 ん 、 」





「 .. ここの置き場所とかって 、 」

「 駅前のと同じ ? 」

「 ぁ 、 はい . 」


駅前の  は 、 バイトしていた B A R の店のことで 、

ここの店は地下となかむ先輩達の間では

呼ばれているらしい .


「 ん ー なら平気か . 」


「 .. わかんない亊があったら聞いてください .. ね ? 」


「 ぉ 、 なんか先輩みたいだな w 」

「 .. まぁ一応先輩は俺だけど 、 」


「 .. 先輩は先輩ですものね . 」


「 .. んま 、 もっと頼られる先輩になれるように 、 」

「 俺も頑張らないとなぁ .. 、 」


「 .. ? 先輩は十分頼れますよ ? 」


「 .. ぇ 、 ぁあ .. ありがと ? w 」











紫色の B A R で __ 🥀 🍸

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

502

コメント

2

ユーザー

めっちゃ好きです!( 〃▽〃) 続き楽しみにしてます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;