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ここは昆虫の国「インセクトランド」!たくさんの虫たちが暮らしていますよ!
今日はインセクトランドのゲームパーティです!一体どんな遊びが飛び出すのかな?
ヒメボタルのアダム「ねえねえ、ゲームって何をするん・・・」
マメコバチのテオ「これから考えるのさ!」
「まあそうなの?」
ハキリアリのマキシーム「この森にあるもので、新しい遊びを作るのであります!」
アダムは妖精の私と微笑みました。
モンシロチョウのエデン「ひらめきで楽しむ、それがわたくしたちのゲームパーティですわ」
アダム「へえ、面白そう!」
ハナカマキリのシャルロット「あ、思いついちゃった。こんなゲームはどうかしら?」
葉っぱ一枚を持っていたシャルロットが声をかけました。
シャルロット「『葉っぱでシャッフル、かくれんぼ』私たちが葉っぱに隠れて動くから、その動きをよく見て、誰がどこに動いたか、当ててみて」
「へえ、わかった!楽しそうだわ。私は観察に慣れてるから絶対負けないわ!」
ヘラクレスオオカブトのガブリエル「じゃ、俺様を捜してくれ!」
シャルロットとエデンとギンヤンマのアクセルが一枚ずつの葉っぱの中に隠れました。
ガブリエル「行くぞ!よーい、スタート!」
「よーく観察して目で追うぞ!」
マキシーム「完璧に覚えるであります!」
ラファエル「えーと、えーと・・・」
ガブリエル「正解は・・・ここだここだ!」
シャルロット「今度は私を見つけてね。じゃ行くよ。よーいスタート!」
葉っぱのシャッフルがどんどん早くなりました。
ミア「うわ、うわー、分かんなくなっちゃう!」
ミアは頭が混乱しています。アダムも混乱!
アダム「え?え?どこだろう?」
「ちゃんと相手だけを目で追ったら分かるわよ。ゆっくり目で追ったら分からなくなるのよ」
私は集中しながら言いました。
シャルロット「正解は・・・ここでした!みんな、見つけられた?」
ラファエル「なあ、次は何して遊ぶ?」
すると、巣穴からマキシームが!
マキシーム「こんなのはどうでありますか!」
「マキシーム!」
マキシーム「『アリアリ?すあなの大めいろ』!ここは僕たちの巣穴!通り道をテクテク歩いて、僕の所まで来てほしいのであります!」
マキシームのひらめきゲーム『アリアリ?すあなの大めいろ』で挑戦するのはアダムとミアとテオとラファエルです!
アダム「この入り口でいけるかな?」
テオ「巣穴たんけん、Let’s go!」
ミアとテオとラファエルが穴の中に入っていき、アダムも「それ!」と言って選んだ道を進み始めました。
みんながテクテクと穴の中で歩いていると、大きな岩に乗ったテオは早くも脱落になってしまいました!
テオ「Oh No!」
続いてラファエルはミミズに道を塞がられ、ショックを受けました。ラファエルが選んだ道もハズレで脱落でした!
ラファエル「うわ、通れないよ・・・」
残ったのは、アダムとミアです!
アダム、ミア「よーし!」
アダムとミアは自信満々にどんどん降りていきます!アダムが選んだ道はハキリアリの部屋でしたが、マキシームはいませんでしたので、惜しくも脱落です!
アダム「うわ、違う部屋だ」
残ったミアが道から降りると、マキシームが待っていました。ミアが選んだ正しい道が当たったのです!
マキシーム「おめでとう!」
ミア「やったー!」
マキシーム「正しい道は、ミアの選んだ道であります!」
ミア「わーい!」
とミアはとても大喜び!
みんなが穴から出た後はもう夜になっていました。
ラファエル「あれれ?」
ミア「夜になっちゃった!」
テオ「Oh、次が最後のゲームだね」
すると次はアダムがお腹をチカチカ光らせて声をかけました。
アダム「みんな、こんなゲームはどうかな?」
「アダム、もしかして、夜に合うひらめきゲーム思い出したんじゃないかしら?」
私が声かけると、アダムは頷いて明るく説明しました。
アダム「『くらやみ チカチカ シルエットクイズ』!僕の光で、葉っぱに誰かの影を写すよ。みんなはそれを見て、誰の影か当ててみてね!行くよ!」
アダムが大きな葉っぱの中に隠れました。
アダム「よーい、スタート!」
アダムがお腹の光で影を見せました。
ミア「うーん、誰だろう?」
ミアは考えています。
私は嬉しそうに笑います。
ミア「未来お姉さんは、もう分かったみたいだね」
ラファエル「本当か?」
「もちろん!影を目でよく見たら分かるのよ」
私は頷きました。
マキシーム「アリ?このおしり見覚えがあります」
アダム「分かったかな?正解は・・・」
葉っぱを退かしました。
アダム「テオでした!」
テオ「分かった君は、Wonderful!」
テオはポーズしたまま、微笑みました。
アダム「今度はちょっと難しいよ!行くよ!よーい、スタート!」
アダムが葉っぱの中にかくれて、お腹の光でシルエットを照らしました。
エデン「誰の手かしら?」
シャルロット「あ、分かった」
「私はもう分かってるわよ!」
マキシーム「未来さん、すごく頭良いですね。よーし、自分も考えるであります!」
アクセル「え?ツノが三本⁉︎」
「それはないんじゃない?」
私はアクセルに秘密のポーズをして笑いました。
アダム「正解は・・・ラファエルとガブリエルでした!」
ガブリエルは抱き上げていたラファエルを放し、ラファエルは転ばないように着地しました。
ラファエル「どうだ!」
ガブリエル「分かったか?」
ラファエルとガブリエルはとても自信満々でしたね。
アダムが地面に降り立つと、私とみんなは笑いました。
ミア「あー、楽しかった!」
シャルロット「アダムも楽しんでたみたいだね」
アダム「うん!遊ぶだけじゃなくて、ゲームを考えるのも面白かった!」
テオ「アダムのクイズもWonderful!」
「本当よアダム!ひらめきゲームパーティーとても上手だったわ!」
私もアダムを讃えました。
アダム「またやろうね、ゲームパーティー!」
アダムは微笑みました。アダムの言う通り、私もまた森のひらめきゲームパーティーみんなとやりたいな( ^∀^)
つづく
次回もお楽しみに^_^
みんな:たのしいあそびをはつめいしよう