線香花火
火をつけると小さくパチパチと音がする
双子の弟が珍しくはしゃいでいる
火をつけた時少し風が強かったのか弟の火は少しちいさくなっていた
逆に僕のは大きく光っている
風が収まって来たのか線香花火の小さくなった火が少し大きく光り出した気がした
僕のは変わらずだった
線香花火の火が落ちた
僕のだった
最後まで大きく光っていたが最後の落ちる寸前は
少しちいさくなった気がした
線香花火には珍しく火は残っていなかった
線香花火の火が落ちた
弟のだった
残念そうな弟が目に映る
袋から新しく線香花火を出すと分かりやすくパッと明るくなった
少し火が残ってたから危なくないように足で踏んで火を消した
コメント
6件
線香花火踏んじゃダメだよぉぉ....足燃えるよ...??(燃えません 前のお話の最後に「誰かが踏んだように」みたいな表現があったのはそういうことか.... 「線香花火」のほう、なんでわざわざ線香花火なんだろうって思ってたら入れ替えてたのか...!納得!!
前回のと題名入れ替わってるやーん!そう思った君!! あってます!!!!!!!!!() 実はって程でも無いんですけどちょっと繋がってるふう(?)になっております!! 水の線香花火が水、白の線香花火が白自身、風が周りの反応、火の大きさが感情的な感じで考えていただけたらわかるかもしれないです!