「なん、で、、、、それを、、、」
誰にも話した事なんて、ないのに、…………
シグマは驚いたようで瞬きを数回した
「ふふ、乙女の秘密、だよ。」
ゴーゴリは答えなかった
そして、心からの笑顔を浮かべる
「やっぱり、私はお前が、、、、」
言いかけた言葉をシグマは固く飲んだ
此処で言えていたなら、
「ニコラーシャ。僕と、心中しませんか?」
突然、ドストエフスキーに呼び出されたゴーゴリは、今まで堪えていた物を全てぶちまけるように泣き付いた
「ぐすっ……………、、ふぇーじゃ、ありがとう、…僕を理解してくれるのは、きみだけだ、……、」
そんなゴーゴリを拒みもせず優しく包み込んだドストエフスキーは口角を歪ませた
「最期に、君で満たして。」
初めての彼からの誘いに断る理由もなく、上機嫌でドストエフスキーはゴーゴリを抱く
「あぁっ♡♡そこぉ♡♡だめぇ♡♡♡♡♡」
久々の行為だが数多の男を受け入れた蜜壺はドストエフスキーの陰茎を全て呑み込んだ
「はっ♡あっ♡♡♡♡すきっ、♡♡ふぇーじゃ♡すき、、♡♡」
恍惚に眉を上げるドストエフスキーの姿はゴーゴリにとって初めて見るもので、それが余計にゴーゴリの興奮を駆り立てた
「ニコラーシャッ、出しますッ、♡」
「あ~~ッッッ♡♡♡♡♡」
息を切らすゴーゴリを姫抱きしたドストエフスキーは二人だけの世界を作ろうと近所の廃ビルの屋上へと向かった
海でもよかったが、、、こんな時にまで濡れたくはない
「ヒョードル君、僕は……君と出会えてよかった、僕を助けてくれたんだ、、、」
涙ながらにセンチメンタルになる彼の脳裏には今迄の日々が雪崩れ込んでいるのだろうと悟ったドストエフスキーはゴーゴリの唇を奪った
「永遠に愛してますよ、ニコラーシャ」
「僕も、一生愛してるよ」
虚ろな目でドストエフスキーだけを写すゴーゴリとは対照的にドストエフスキーは心の中で高笑いした
“計画”が成功した、と
「真逆、、!!!そういう事か!!この外道がッッッ、!!!!」
全てを今悟ったシグマには手も足も出ず、怒号を上げ、慟哭することしかできなかった
last→♡44
コメント
1件
え?!!?!やっばい滅茶苦茶続きが気になりすぎる…🤦♀️🤦♀️どうなるんだ…?