璃月を彷徨う幽霊くん
『僕は璃月港を彷徨う幽霊、名前?僕も分かんないや__嘘だよ、紬って言うの、よろしくね。』
「彼かい?彼は…そうだね、僕にはとても形容し難い人…かな」
「うーん、あたしとあんまり目を合わせてくれなかった人の事?あの人重雲にしつこく追い回されてるのよ。可哀想よね」
「あれは悪い霊では無いと分かっているんだが…僕が近付くと凄く飛び跳ねてすぐどこかへ行ってしまうんだ。理由が気になるから、見かけたら音を立てずに近づいてみるんだが…なかなか上手くいかないんだ」
「私でもあの子から話しかけられることなんて滅多に無いのに!でもあなたって時々心ここに在らずみたいな雰囲気を出すから同じような人だとでも思っちゃったのかもしれないね」